劇団扉座の新作

「最後の傳令 菊谷栄物語」

初日に観てきました。


菊谷栄(きくやさかえ)さんとは、

あのエノケンさんの喜劇作家だった方。

三谷幸喜さん「笑の大学」の

座付作家のモデルにもなりました。


みなさん、観劇後の第一声は

「感動した!」

客席から「ブラボー!」の声も。

相棒でおなじみの山中崇史さんなど、

今回出演していない劇団員たちは、

なんで自分が出てないんだ

と悔しがっていました。

あ、でも、

六角精児さんはなんと言うかな(笑)


馬場典子的扉座史上、

一番最初に泣き出した気がします。

笑いながらも哀しい。

泣きながらも温かい。

優しい嘘もある。

幾重にも重なる心情。

横内ワールドここに極まれり

と言っても過言ではないかも…


青森弁のもつ温かみもすごくって。

ワンシチュエーションで1時間

というのも初めてかも?


レビューのシーンも必見です。

心から楽しくなっちゃう音譜

若手の皆さん、

きっと、お芝居よりも踊りのお稽古に

何倍もの時間を割いたのではないかしら。


しかも、この楽しい圧巻のレビューが、

現実を浮き彫りにするのです。


今後さらに羽ばたく予感しかしない

AKB48・横山結衣さんも

素晴らしかったです。


何に感動したのかしばらく考えたのですが…

ストーリーだけでなく、

お芝居だけでなく、

舞台芸術の素晴らしさ。

道を切り開く大変さ。

続けることの難しさ。

表現の自由の尊さ。

誰かを思いやるということ、

生きるということ。

もう本当にいろんなことを感じて

丸ごと感動してしまうのです。


今回はいつもより短い上演期間で、

今度の日曜日までなのですが、

当日券もありますので、

ご興味ある方はぜひぜひ新宿へアップ

今日明日が特に狙い目らしいですよ(笑)





左上が今回のチラシ。

右下の

カンニング竹山さんライブも気になる(笑)