この週末、

長野県は信濃大町で開催中の

北アルプス国際芸術祭に行ってきました。

友だちの友だち、知り合いの知り合い、

みたいに集まった素敵な皆さまと一緒に

プライベートツアーで初めての芸術祭。


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(奥にジェームズ・タップスコットさんの
  「Arc ZERO」)


ガイドを務めてくれた前田エマちゃんの

「アートには作品を楽しんでもらうだけでなく、

普段人が足を運ばない場所へと足を向かわせる

という役割もある」

というお話が印象深かったです。



作品を求めて

普段行かない場所に連れて行かれ、

それまで知らなかった

景色、自然、土地柄などの魅力に気づく。

作品を見て感じて、

普段考えない世界に連れて行かれ、

それまで自覚していなかった思いや

見過ごしていた真理に気づかされる。


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(クリエイティブチーム、目の
  「信濃大町実景舎」にて)


後ろに佇むふわりとした女性がエマちゃん。

ボーダーレスに活躍するモデルさんです。



私の大好きな友人で、妖精みたいな女性、

taraちゃんが、

エマちゃんと同じ事務所という嬉しい偶然も。


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(ニキータ・アレクセーエフさん
  「ちかく・とおく・ちかく」)


家族連れが多かったのも印象的でした。

言葉も国境も越えるアートに

こどもたちも夢中です。




(フェリーチェ・ヴァリーニさん
  「集落のための楕円」)


上の動画は3世帯しかいない集落。

町の人々や自然が、

受け入れ、迎え入れてくれるからこその

芸術祭なのだと色んなところで実感しました。


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市街地エリアのあるお店では

甘酸っぱい梅をご自由にどうぞ、

なんて猛暑対策の気使いも。



雨が近づくと猿が下りてくる。

そんな知恵も

地元の運転手さんから授かりました。


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魚などが泳ぐ大きな川が細くなり、

それが一匹の動物の尻尾につながり、

その動物がまるごと植物の根になり、

上の写真のような花を咲かせ、

その花から種子が飛び、また命がつながる。

淺井裕介さんの「全ては美しく繋がり還る」



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(マーリア・ヴィルッカラさん「ACT」)


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(川俣正さんの「源汲・林間テラス」には
   カエルさんも)


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(ジミー・リャオさんの
  「私は大町で一冊の本に出逢った」)



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(栗林隆さん「第1黒部ダム」のダム湖の霧)


もっともっとご紹介したい作品や場所、

お話したいことはたくさんありますが、

長くなるのでこの辺りで…。



民宿に泊まって、

ビールやお菓子を買い込んでの宴は

自由に語らうひととき。

そんな時間も豊かでした。

またみんなでどこかに行けたらいいな。