この週末、
長野県は信濃大町で開催中の
(フェリーチェ・ヴァリーニさん
北アルプス国際芸術祭に行ってきました。
友だちの友だち、知り合いの知り合い、
みたいに集まった素敵な皆さまと一緒に
プライベートツアーで初めての芸術祭。
「Arc ZERO」)
ガイドを務めてくれた前田エマちゃんの
「アートには作品を楽しんでもらうだけでなく、
普段人が足を運ばない場所へと足を向かわせる
という役割もある」
というお話が印象深かったです。
作品を求めて
普段行かない場所に連れて行かれ、
それまで知らなかった
景色、自然、土地柄などの魅力に気づく。
作品を見て感じて、
普段考えない世界に連れて行かれ、
それまで自覚していなかった思いや
見過ごしていた真理に気づかされる。
「信濃大町実景舎」にて)
後ろに佇むふわりとした女性がエマちゃん。
ボーダーレスに活躍するモデルさんです。
私の大好きな友人で、妖精みたいな女性、
taraちゃんが、
エマちゃんと同じ事務所という嬉しい偶然も。
「ちかく・とおく・ちかく」)
家族連れが多かったのも印象的でした。
言葉も国境も越えるアートに
こどもたちも夢中です。
(フェリーチェ・ヴァリーニさん
「集落のための楕円」)
上の動画は3世帯しかいない集落。
町の人々や自然が、
受け入れ、迎え入れてくれるからこその
芸術祭なのだと色んなところで実感しました。
市街地エリアのあるお店では
甘酸っぱい梅をご自由にどうぞ、
なんて猛暑対策の気使いも。
雨が近づくと猿が下りてくる。
そんな知恵も
地元の運転手さんから授かりました。
魚などが泳ぐ大きな川が細くなり、
それが一匹の動物の尻尾につながり、
その動物がまるごと植物の根になり、
上の写真のような花を咲かせ、
その花から種子が飛び、また命がつながる。
淺井裕介さんの「全ては美しく繋がり還る」
またみんなでどこかに行けたらいいな。