女子サッカーW杯決勝。
アメリカは強かった。
鉄壁の守りに、鉄板か!と思うほどの攻撃。

でも、なでしこは戦い切った。
チームとしては、力は出し切った、のだと思う。
選手1人1人も、力を出し切れた、と思ってくれているといいのだけれど…。

いつも、ピンチの芽を素早く確実に摘み取ってくれていた岩清水選手…。

澤選手は最後のW杯として臨んでいた。
やれること、やりたいことを、やれる時、やるべき時に、
出来たわけではないと思う。
それでも、どんな境遇でも、どんな役割でも、
チームのために、今の自分に出来ることを考えて行動する姿は変わらない。

宮間選手の涙に、私は特に弱い。
澤選手と同じく、
最初に出てくる言葉は常に、
応援してくれる人たちのこと。
陰で支えてくれる人たちのこと。
チームメートのこと。
そして、女子サッカーの未来。
自分自身のことを語る姿は記憶にない。

でも、試合直後に「後悔はない」と言っていた。言ってくれた。
また、これもいつものことながら、
彼女の言葉には、応援しているはずのこちらの気持ちが救われる。

最後に「これからも応援してもらえるチームにしていきたい」という言葉。
安易に、応援してください、ではない。

とても真似は出来ないけど、
それでも見習いたいと思ってしまう。
いつかお話を聞けたらいいな。

なでしこジャパンの皆さん、関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。