母が訪問リハビリのおかげで車椅子に乗れるようになった。
まだ自力で座っていられない母をベッドから車椅子に移乗させるのは今の私には無理があった。
リハビリの終わりに先生に母を車椅子に乗せてもらって様子をみて私がベッドへ寝かせる。
その位なら足の痛い私にもできた。
車椅子に乗ってる間に私がササッとヘアカットした。
我ながら上出来だ、母は寝たきりの人には見えない。
私の謎の足の痛みもなくなり、これからは毎日車椅子に移乗させ、母の食事は食卓でできる。
ベッドから車椅子、車椅子からベッドの移乗もリハビリの先生に習った。
みんなと一緒にテレビを見て、みんなと一緒に食事をする。
言葉を発しない母にいい影響を与えるはずだ。
母はここまで来た。
私は感無量だ。

私は必死にトレーニングしなくてはならない。
私が力尽きれば母は車椅子には乗れないのだ。
やっとここまで来た。
頑張れ母!
頑張れ私!
母はもう寝たきりではない。