友だち思いの黄色い道 | 平成の仙臺四郎のブログ

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前回は…盲導犬の話しをしたが…
きょうは 盲導犬ではなく身近な話し

街なかで見かける“黄色い道”
これは…眼の不自由な人が行きたい方向がわかるように敷設された「視覚障がい者用誘導ブロック」
平たくいえば“点字ブロック”

点字ブロックも大きく2つに大別される
線状になっている「誘導ブロック」は…進行方向を示すもので
点状になっている「警告ブロック」は…文字通り  階段や交差点・障害物などの前に敷設され 危険を知らせるもの

電車を利用していると…
“まもなく列車が参ります
 危ないですから黄色い線の内側までお下がりください”
というアナウンスを耳にする

これが「JIS西日本」では…“点字ブロックは線ではなくブロック”
という正しい認識から
「JR西日本」管内すべての駅では…
“黄色い点字ブロックまでお下がりください” とアナウンスしている  凄く立派なことだと思う

実は❗岡山市が点字ブロック抜群地であるのをご存知だろうか❓

「岡山駅」から東におよそ3.6kmほどにある「原尾島交差点」横の緑地が発祥地

今から50年以上前  当時岡山市内で旅館を営んでいた三宅  精一さんが…
友だちが失明してしまったことをきっかけに “何か役に立てないだろうか” と考案したとか

1967 (昭和42)年3 / 18
世界で初めて点字ブロックが敷設された
当時は230枚だったが…今では世界150ヶ国以上で使われていて規格も日本のJIS規格を使用

眼の不自由な人が白杖の先で軽く叩いたり擦ったりして
路面の情報 (アスファルトなのか砂利なのか段差がないか) などを探りながら点字ブロックに沿って歩いている
いわば“道先案内” の大事なものが点字ブロック

ちょっと考えてみてください
大事な点字ブロックの上にモノが置いてあったり…車が停まっていたら━━❓

眼か不自由だからつまずいて転んでしまったり…ぶつかってケガをしないとも限りません

同じ市民として残念だが…おじさん地方でも こうして堂々と点字ブロックの上に停めている

歩道の駐車は…「道路交通法」第47条2項によって  原則禁止されている (どうしても停める場合管轄の警察署で許可を得なければならない)

これでは…安心して歩ける道 (歩道) も安全でなくなってしまうので絶対にやめましょう❗