収穫祭で知る大切さ | 平成の仙臺四郎のブログ

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盲導犬はご存知のように… 目の不自由な人の目の代わりとなってくれる“大切なパートナー”

行きたい時に行きたい場所に安全で快適に移動できるようにサポートしてくれる

「厚生労働省」のまとめによると…去年3月末時点で 全国での盲導犬稼働頭数は950頭
そのうち東北では…1割にも満たない75頭ほど
また…全国で盲導犬を必要としている目の不自由な人は7800人以上もいるとか
いかに足りていないか この数字からもわかる

国別に見てみると…日本は圧倒的に少ない5位

少ない理由に…もしかしたら育成財源が要因のひとつかも知れない
…というのも育成財源のほとんどは寄付や賛助会員費で賄われていて 国や地方自治体からの助成はかなりわずかに過ぎない
(当然ながら%の値は毎年変わる)

盲導犬は…国内11の育成団体 14の育成施設が行っているそうで
その中のひとつ「日本盲導犬協会」仙台訓練センターに先日出かけてきた
「日本盲導犬協会」仙台訓練センター……あまりにも長いので“スマイルワン仙台” という愛称のほうが地元では知られているようだ
“スマイルワン仙台” は…盲導犬の育成はもちろん  目の不自由な人の日常生活の向上のためのリハビリテーション施設でもある

今月4日に「さくまつり」が行われた
「さくまつり」は…古くからこの地区で行われている秋の収穫を祝うお祭りで
スマイルワン仙台が開所してからは…毎年 会場として地域の人たちとの交流や盲導犬ユーザー同士の交流のために開催されているとか
(もちろん一般の人も来場できる)

ステージでは…地元仙台を中心に活動するバンド演奏やマジック・和太鼓などが披露されたり チャリティーバザーも人気だった

水揚げされたばかりのサンマやホタテ・イカといった魚介類をはじめ 朝採り野菜や肉が柔らかくて甘味があって旨いと評判の
焼き鳥などが販売され賑わっていた

また…盲導犬の体験歩行も行われ  小さな子どもなども体験した   こうした小さいうちから盲導犬に触れあうことで仕事を理解したり とても大切なことだと思う

この日は過去最高の750人が来場したとかで 日頃の病気や我慢していることなど忘れて 
仲間たちと楽しい時間を過ごしていた

最後には…豪華景品が当たるという 毎年恒例の大抽選会が行われ  おじさんたちのグループからも新米10キロが当たった

もっと行政も視覚障がい者やそれを支援してくれている団体を助成すべきだし  もっともっと底辺に目を向けるべき ‼️

一番利用が多い盲導犬すら このように育成財源が足りなかったり頭数が少ないのだから  介助犬や聴導犬などはもっと少ないことがわかる