きのうの「ジュウガツザクラ」の話題から…“さくら繋がり” の話題
映画「男はつらいよ」純情篇
(1971年「松竹」山田洋次監督)のセリフから
寅さん : さくら、覚えているか
ぃ❓
この駅でよ、俺が16の
歳に親父と喧嘩して
家出したろ❓

さくら : あぁ…かすかにね。
なんだかお兄ちゃんと
別れるのが悲しく、
どこまでも追っかけっ
たんじゃない❓私

寅さん : そうよ。
追っ払っても追っ払っ
てもよ、えっ?
お前泣きべそかいて
よちよちよちよち
くっついてくるんだろ
俺、困っちゃったよ。

寅さん : でもそこの改札の
ところまで来たら、
あきらめてよ。
“これ餞別よ” って俺に
渡して、お前帰ってっ
たろ。
電車乗って、それ開け
てみたら、こんな
真っ赤なおはじきが
入ってやがんの。
俺、笑っちゃったよ。

さくら : そう……
ねぇ、お兄ちゃん!
もう少しでお正月近い
んだし
せめて、お正月まで
いたっていいんじゃな
い❓

寅さん : そうもいかねぇょ。
俺たちの稼業は、
世間の人たちが
コタツにあたって、
テレビ観てるような時
に 、
冷てえ風に吹かれて、
鼻水たらして、声を
枯らして、ものを
売らなきゃならねぇ稼業
なんだよ。
そこが渡世人のつれぇ
ところよ。




