“身代わり”はレクイエム? | 平成の仙臺四郎のブログ

平成の仙臺四郎のブログ

徒然に綴る“大人の雑学ブログ”(^^;)

いきなりのアメンバーやアメ友申請お断り

きょうから3月━━
いよいよ「常磐自動車道」が全線開通し
首都圏と東北が大動脈の一つで結ばれた!(^^)!
そんな高速交通網の時代から遡ること平安時代には~
貴族たちは季節の節目ごとに身を清めたらしい

「Wikipedia」などで調べてみると…
人日(じんじつ)と呼ばれるいわゆる“七草粥”をはじめ
今月の桃の節句・5/5の端午の節句・7/7の七夕まつり
今では行われなくなったが重陽と呼ばれる菊の節句などがあるそうだ

そんな平安時代には…
今のように医学が進歩していなかったので 女性の出産時における死亡率がかなり高かったとか
そのために“命を持って行かれないように…”と
枕元に“人形(ひとがた)を置いていたとか
なんでも…人形(ひとがた)には“身代わり”という意味があるそうだ

平安時代の宮中では…紙の人形を着せ替えて遊ぶ“ひいな遊び”というのがあったそうである
※“ひいな”は小さいとかかわいいという意味
また川へ流して災難を祓う“流しびな”もあったようだ
この“流しびな”については…もう25年以上も前のことだが…群馬・上野村で取材したことがある

時間の流れと共に“ひいな”が“ひな”に転じたのは容易に察しがつくであろう

時は江戸時代━━
この頃にもなると“ひな遊び”から“飾り”へと変わり
この頃から“ひな飾り”というのが登場したと考えられていて
武家子女など身分の高い家では嫁入り道具の一つになったとか
次第に家具などの調度品が増え華やかになった

こうした人形が買えない家などでは…先日も紹介したように古着の布切れを集めて
人形を作り 持ち寄って楽しんだのかもしれない


ひな人形の髪型は…大きく分けて“大垂髪古典下げ髪(割り毛髪)があるそうだ
“大垂髪おすべらかし”は…ビン(前髪)を大きく張った髪型で
“古典下げ髪”は…髪を後ろに流し三方から顔を包み面長で色白を強調したとか

ひな飾りと言えば…早くしまうのはなぜか?
そんな疑問も湧いたので調べてみると…
東北や北陸など雪深い地域では 月遅れの4/3に行っていたようで
すぐに梅雨になり虫が着いたりカビなど発生しやすくなるから
また…春の節句は春のうちに片付ける いつまでもだらだらしない という躾の意味があるそうで
“嫁に行くのが遅くなるというのは昭和初期の俗説で 根拠がない話し”

片付ける時に注意したいのは…
天気のいい時に干して
人形の髪型に癖が付いたり 衣装がシワにならないようにしまう
また防虫剤も新しいものに変えると良いとか

女性であれば一度は口づさんだであろう
♪「うれしいひなまつり(作詞:サトウ八チロー・作曲:河村光陽)
これは昭和11年に作られ 「日本の歌百選」にも選ばれているが…
歌詞の中で“お嫁にいらした姉さまに…”という部分がある

サトウハチローさんの4つ上のお姉さんが 結婚が決まった矢先に肺結核で亡くなったという お姉さんへの鎮魂歌(レクイエム)でもあるとか

あしたは宵の節句 4日には送りの節句をして ひなまつりを楽しんでみては