アメリカ旅行の予定がある方、ちょっと待ってください![]()
2025年秋現在、アメリカ入国のルールがいくつか大きく変わりました。
「ESTAの料金が上がった」「入国審査がスマホでできるようになった」など、
知らないままだと戸惑うポイントも。
この記事では、最新のESTA料金改定と、入国がスムーズになる神アプリ
「MPC(Mobile Passport Control)」の使い方をお話します。
ESTAが21ドル→40ドルに値上げ(2025年9月30日〜)
アメリカ渡航に必要な「ESTA(電子渡航認証システム)」の料金が、
2025年9月30日から21ドルから40ドルに値上げされました。
ESTAは、日本などのビザ免除プログラム(VWP)対象国から旅行するときに必要なオンライン申請。
観光・出張どちらでも必須で、有効期限は2年間です。
申請や更新をするタイミングによっては、新料金がすでに適用されています。
「そろそろ切れるかも?」という方は、早めの確認がおすすめです!
「MPC」アプリで入国がスムーズに!
そして今回、私が一番おすすめしたいのがこの新システム。
アメリカ税関・国境警備局(CBP)が出している公式アプリ「MPC(Mobile Passport Control)」

これが本当に便利でした。
2025年8月にミネアポリスセントポール国際空港での入国手続きでは
MPCのレーンに並んでいても、スーッと通れるアメリカ国籍以外は有人のブースでの手続きでしたが、
情報が先に行っている分スムーズに済ませることができました。
やることは3つ
- パスポート情報を入力
- 税関申告の質問に答える
- 顔写真を撮って送信
到着したらアプリでQRコードを表示して、「MPC専用レーン」へ。
あの長〜い入国審査の列をスキップできるので、待ち時間がぐっと短縮されます✨
アプリは無料・日本語対応で、家族旅行なら1台で最大12人分まで登録OK。
ロサンゼルス、サンフランシスコ、ホノルル、ニューヨークなど、主要な空港で使えます。
I-94と陸路入国の新ルールにも注意!
もうひとつのポイントは、I-94(出入国記録)
空路で入国する場合は自動的に電子発行されるのですが、
2025年2月からは陸路入国でもESTAが必須になりました。
以前はカナダやメキシコから車で入るとき、現地でI-94Wを作成すればよかったのですが、
今は事前申請が必要。
レンタカーやバスで国境を越える予定のある方は、注意してくださいね🚗💨
似てるけど違う?「CBP One™」との違い
CBPの公式アプリにはもうひとつ、「CBP One™」というものもあります。
こちらは陸路国境の待ち時間チェックや庇護申請など、より幅広い手続きをカバーしています。
でも観光旅行で空路入国するなら、MPCアプリ一択でOKです。
MPCは“入国審査を早く済ませるためのアプリ”と覚えておきましょう。
REAL ID制度も開始!(旅行者は心配なし)
2025年5月から、アメリカ国内線に乗る際は「REAL ID」という連邦基準の身分証が必要になりました。
でもこれはアメリカ在住者向けの制度で、観光で行く日本人はパスポートがあれば問題なしです。
ただ、身分証の提示を求められる場面もあるので、常にパスポートを携帯しておくと安心です✨
✈️ まとめ:ESTAとMPCを準備すれば安心!
今回の変更をまとめると――
✔ ESTA料金が40ドルにアップ
✔ MPCアプリで入国が劇的にスムーズに
✔ 陸路でもESTAが必須になった
アメリカ旅行を予定している方は、
-
ESTAの有効期限をチェック
-
「Mobile Passport Control」アプリをダウンロード
この2つをやっておくだけで、入国がかなりラクになります。
旅の始まりをスマートに✨
そして余った時間で、現地のグルメや観光を思いっきり楽しみましょう😊
