2月に国軍によるクーデターで混乱を極めているミャンマー。

今はアフガンのニュースでミャンマーのことはマスコミからはかすんでいますが・・・。

 

4月に、ミャンマー史を研究しておられる山形大学の今村教授や上智大学の根本教授を中心に、ミャンマーの人々への支援にクラウドファンディングで寄付を募りました。

最初の目標額が500万円。

それが25時間後には目標額をこえ、最終日には5102人の方が寄付してくださり、約5500万円になったのだそうです。

 

そして、9月4日に、寄付をした人に対して、オンラインで報告がありました。

この左側の方が今村先生。

 

お金が集まってもどうやって現地の人々に届けるか、というのが大きな問題だったようですが、着実に届けるルートも確保し、送金ができ、会計報告がありました。(まだ、残金があり、中間報告とのこと)

クーデターに反対する国民の様々な抵抗運動が今も続いている様子の報告がありましたが、状況は日に日に厳しくなっているようです。

 

4月に拙ブログに朝日新聞の記事を載せましたが、その記事には今村先生のプロジェクトのほかにも、ヤンゴン在住の田村さんという方が始めたクラウドファンディングについて紹介されていて、4週間で1430人から1557万円集まった、という記事も載っていました。

 

今回の報告で、支援金を受けたミャンマーの人々は、支援金ももちろんありがたいけれど、日本人が自分たちのことを考えてくれている、というのがとてもうれしい、という声も紹介されていました。

 

昔、ミャンマーのやさしい若い女性に日本語を教えたりしていました。

無事でありますように、そして、どうか平和な国になりますように。