この夏に、都会の孫が浴衣を着るが小物がないと言ってきた。
浴衣・帯・下駄はあるが、着付けてくれる人から肌襦袢も要ると言われたそうな。
は? 浴衣に? 肌襦袢?
仕方ないから、薄地の肌襦袢と裾除け、腰ひも、帯板、マジックベルトなどをレターパックで送った。
(斜めで入るほどの、短めの帯板があった)
ふと気づくと、地元孫二人にも二セットを分けていたので、もう自分の物がない。
仕方なく買いに行けば、昔は100円だった腰紐が今は800円になっていた。
襟芯も肌襦袢と裾除けセットも,驚くほど値上がりしている。
思えば、もう着物など着る機会もなく、数の売れなくなった着物の小物など量産の必要もなくなったのね。
実家の母は、手縫いで紐を仕立てていたが、私には無理である。
高くても、必要なら購入するしかないのである。