本を読み切る力新聞書評やブログなどで〝この本は、面白そう〟と思うと、借りて来ている。 以前は、かなり早い速度で、読み終わっていた。 〝気に入った〟となると、同じ作者の本を、次々と読み続けた。 この頃は、一つ読むと(短編集とか)〝こういう作品の人ね。もう分かった〟と、次を読まなくなることが増えた。 新聞も、ザっと拾い読みをするようになった。 読むことは、案外体力と気力がいると思う。 90歳近くで、分厚い小説集を読んでいた母は、実は凄いんだなあと今さら気づいた。