日本にちょっと帰国していたのですが、帰国中に父の携帯買い替えに付き合ってきました。5年前ぐらいに買ったのですが、そろそろ新しいものにしたいということで一緒に近くのショップに出かけてきました。いろいろこだわりはないので、普通のアイフォン15に買い替えてきました。別に私がついていく必要もないと思ったのですが、ところどころに意味不明な言葉が出てきたり、保証の種類(アップルケアのみかキャリアの提供するものにするか)など、選択する必要があったので横で私が適当にはいはいと言ってすすめてきました。

 

プランは以前とほぼ同等のものをそのまま引き継ぐ形なので、特に難しいこともなくスムーズにいったと思うのですが、それでも一時間半ほどかかりました。何にそんなに時間を使っていたのでしょう?LINEの設定に時間がかかったのかな?

ショップに座っていたら、お隣には今回ガラケーからスマホに乗り換えというお客さんがすわっていて、店員さんが説明に色々苦労していました。

 

携帯を買い替えると新しい契約になるということで、新規契約料金が加えられると聞いてどうにも納得いかなかったのは、私が日本の契約体系に慣れていないせいでしょうね。私は新しい電話を買ったらSIMカードを入れ替えればそれでよしと思っていたので、電話を新しくしただけで、いろいろ新たな料金が発生することを知らなかったんです。(だったら他の会社に乗り換えて安くしてもらった方がいいのでは?とか余計なことを考えてしまう。)

 

ショップに行った時に「かんたん決済」というもので月々支払っているものの中味を確認して解約してこようと思っていたのですが、それはショップではできないということで、すごすごと戻ってきました。どうやらそれは母のほうの携帯での契約になっていたようです。

 

家に戻ってきて母の電話から中身を確認しようとしたのですが、まず本人は何だったのか全くわかっていないので、AUのアプリにいってみるものの、月々の金額が出ているだけで何のサービスに対して払っているものなのか全くわかりません。しかたがないのでチャットで中身を確認してもらいました。どうやら4つほどサービスに加入していたようですが、本人全く記憶にないようです。これはキャリア(AU)では解約できないので、それぞれの会社に連絡をして自分で解約してくださいと言われました。そこでこの4つの会社のウェブやアプリに行って解約しようと試みるものの、そのうち一つは解約ボタンをおしてもエラーになるばかりでした。その会社はウェブにもアプリにも連絡先がのっていないので、文句を言うこともできずにイライラしました。幸い、会社の電話番号をAUのチャットで教えてもらっていたので、営業時間内に電話してみることにしました。その後、平日に電話をしたところ、担当者から折り返すという返事をもらい、その後3日後に担当者から母に電話がありましたが、私が不在だったのでもう一度かけなおしてもらい、ようやく電話でお客様契約番号とやらを渡して解約のお願いをすることができました。なんとも時間のかかるプロセスでした。今後よくわからないサービスには登録しないという教訓を得て、ようやくすべてのサービスを解約することができました。

 

登録は簡単にできるのですけれど、解約になるとぐるぐる同じページばかりでてきたりして時間もかかるし、もともとの登録番号やらパスワードもどれだかわからなくなってしまうので、数倍大変な気がします。親の世代は面倒なことを避けたいので月々使わないサービスにお金を払い続けてしまっているんでしょうね。時々一緒に見直しをしないといけないかなと思いました。

 

スマホのアプリは使える人にはいろいろ便利ですが、そうでない人には面倒が増えるだけのような気もします。いっそ、電話と写真だけのようなシンプルな携帯を作ってくれたらそっちのほうがいいのかなあなんて思いました。