バレエは過酷な芸術ですから、運よくバレエ団に入れたとしてもバレエ団で踊っていられるのはほんのわずか。ケガや体力の限界を感じてバレエ団を引退したダンサーたちはその後どうしているのでしょうか。

私は皆さん、バレエの先生になるなどバレエに関係した職業につくのかなと思っていたんです。

でも、最近地元のバレエ団が出したお知らせを見たらそうでもないようです。

今シーズンの終わりに引退するのは4人の男性ダンサーです。二人はファーストソリスト、セカンドソリストが一人で、群舞が一人です。引退後の進路を見ると4人全員が学校(大学)に行くと書いてあります。それも地元ではよく知られた名門の大学です。

ファーストソリストの二人はそれぞれ15年以上バレエ団で踊っていますから、バレエ団に入ったのが18歳前後だとしても今は35歳前後でしょうか。大学での専攻は電気工学と生命科学だそうです。

他の二人もそれぞれ経済学、コンピューターサイエンスを大学で専攻するそうです。

高校を卒業したばかりの大学生と机を並べて大人の学生が勉強するのも大変だろうなと思いますが、こちらではそんなことも珍しくないのかもしれません。バレエをやっていたときに培った精神力や集中力できっと学業でも成功をおさめることでしょう。

これから第2のキャリアを積んでいくダンサーの方たちの未来が素晴らしいものになってくれるといいなと思います。