夢天井をみつめて、目をとじて、彼女は想像の世界に入る。 真っ白い天井に彼女のあしが乗る。 夢で彼女は天井を歩き回る。 何もない、真っ白な。 天井(ここ)が、私のおうち。 逆さまの世界を想像して、ずっとこのままで。 この想像(ゆめ)が現実になれば、 いや、どうか現実で、 本当になって。 小さくしたテレビの音が 心地よくて、 ちらちらと変わる部屋の色が 意識を遠くに連れていく。 このまま朝が、 来なければいいのに。