こんにちは 播磨守です。
4の続きですが 水曜日になり別のホテルに移動の手筈が整い午前中に移動となりました。
移動の際は完全防護の運転手と助手さんがハイエースコミューターで送ってくれました。
もちろん前席とはビニールで仕切られていて 内装部分も全部ビニールが貼ってあり「あまりべたべた触ったりしないように最初に言われました。」
この時は酸素吸入器を外しており 熱も39度近く意識がもうろうとしてたのですが たった一つよく覚えてるのが冷房が鬼のように効いていて寒いくらいだったのを覚えています。
パルスオキシメーターと温度計を借り受けて 療養のしおりをもらって 部屋のカギをもらい部屋まで一人で行きました。
ここでも歩くのが本当につらく 大きな鞄一つでしたので腕もつらく 両行用の車輪のついたバッグがあればと思ったのを覚えてます。
部屋はツインの部屋で非常に広く 前のホテルとは大違いでした。
普段なら広くて 快適なホテルなのでしょうが その時は熱にやられてそこまで考えられず とりあえず窓の外を眺めていたのを覚えています。
そして このホテルで初めての昼食でこのホテルの凄さがわかりました。
このホテルでは宴会場のような所で全部の階の人が一斉にお弁当を取りに来るシステムでした。
また 前のホテルもそうですが飲み物が一食につきペットボトルのお茶か水一本いただけます。
ただ 甘いものは一切なく 一応インスタントコーヒーがあるのでそれで砂糖を入れて甘い飲み物は作れます。
もちろんこのホテルでも全てセルフサービスですがここは前と違い電子レンジもあり 温めて食べることができたのが本当に良かったです。
これで食欲が無くても少し食べることができました。
ホテル療養者はお弁当を取りに行くときにだいたい一緒になるのですが 初日元気だったお姉さんが 私が出る直前には車椅子で看護師さんに付き添われていたのを見ました・・
いつ悪化するかわからないのがコロナの怖いところです。
夜になり 息苦しさがなくなってきて 酸素飽和度を測ったら96まで戻ってきてました。
このころから熱が38度5分以上上がらなくなり ロキソニンを食後に飲むと36.9度くらいまで落ちるようになってきました。
そして このコロナのホテル療養で他につらいことがありまいた。
「暇」
です。
熱が安定してくると本当にやることが無いのです。
私は救急搬送時に一応携帯ゲーム機を持ってきましたが 画面も小さく集中力もとぎれとぎれで全然できませんでした。
スマホはありますが このホテルではWi-Fiが各部屋ではなくホテルで共有なため殆どつながりません。
それと着替えがなくなってきました。選択は自分でお風呂場などでしなくてはなりません。
洗剤はお弁当を取りに行くときに 必要であればもらえるのですが 中々乾かないし非常につらいです。
結局ホテルの看護師に相談すると 宅配便で家から送ってもらえるそうなので 妻に頼み着替えを送ってもらいました。
ただ パソコンやタブレット等高価なものはダメとのことで着替えとうちわ(部屋に風の流れが無いので熱で暑いときにあると非常に助かります。)電動シェーバー等を送ってもらい翌日届きました。
木曜日になり 熱が38度くらいまで落ちてきたのですが 相変わらず体のだるさと食欲の無さがありました。
この日の朝に看護師さんからの電話で 酸素飽和度が問題なさそうなので吸入器を引き取りに来ると言われ 昼過ぎに看護師さんが来ました。
その際にホテルの窓を見て 窓が殆どモザイク状なので外が見にくいので 気分転換にもなるので開いている別の外がきれいに見える部屋に移動するよう手配してくれて 夜には移動になりました。
朝食 昼食 夕食もほとんど食べれないのですが 夜中になるとお腹が減るので 夕食は夜中に食べ残しを少し食べていました。
そして この日の夜に一度39.6度まで上がって ロキソニンを飲んでも38度を切らず寝れなかったのですが 午前3時くらいにやっと寝て金曜日の朝になって 体の変化に気づきました。
金曜日の朝6時過ぎに目を覚めるとだるさが全くなかったのです。
そして 朝の定時セルフチェックで熱が36.8度 酸素飽和度98になっていました。
ロキソニンを飲んでも36度台はまずなかったので これは治ったのか?とうれしくなったのを覚えています。
朝食はやはり食欲が戻ってきたのか ほとんど食べれました。
そして 毎日看護師と朝に電話で話すのですが 送っていたデータを見て
「もしかして 治ったかもしれませんね。丸一日様子を見て37.5度以上にならなければ 完治したものとして その後72時間の経過を見てホテルから家に帰れますよ。」
と言われて大変うれしく 思わず涙が出たのを覚えています。
すぐに妻に連絡して 妻がずっと泣いていたのをまだ覚えています。
その後は36度台から37度台前半を行ったり来たりしていて 本当に治ったのかが不安で30分おきに体温を測ったいたのを覚えています。
翌日72時間の経過をみる断簡に入ることを聞いたときは 思わずガッツポーズをしていました。
しかし この72時間は元気になってきているので本当に時間が長く感じました。
看護師さんからはおそらく体重が急激に落ちているので 普通に長距離歩行は出来ないかもしれないので この72時間の間に部屋で歩く練習をしてくださいと言われ 3日間ホテルの部屋をウロウロと歩いていました。
72時間は本当に長く 火曜日の朝ついに看護師さんから朝市の電話で
「本日10時にタクシーが来ますので それで帰れますよ。本当に 本当に良かったですね!」
と言われて本当に看護師さんやホテルスタッフお医者様みんなに感謝しました。
結局自宅療養から病院 ホテルと合計15日間の闘病生活でした。
最後に家に帰って妻と再会し 妻が
「もう会えないと思ってたから本当良かった」
と泣いていたのが本当に嬉しかったです。
見慣れた部屋と妻の笑顔 自宅療養で闘病していた布団をみて 改めて感謝とこのコロナウィルスの恐ろしさを思い知りました。
現在東京は毎日5000人の感染が確認されてます。
そのほとんどは自宅療養だと思います。
辛いでしょうが ここに無事に生還した人物もいますので 諦めないで頑張ってください。
また 感染対策をして 感染していない人は本当に気を付けてくださいね。
次回からは 自宅療養時 自分が体験したことを生かして自宅療養のポイントなど書きたいと思います。
つたない文章で申し訳ないですが読んでいただいた方感謝いたします。
播磨守