平匡さんとのデートは順調だったと思います。色んなところにいって、様々な話をしました。仕事のこと、趣味のこと、異論な物事への考え方、家族のことなどなど。

私も平匡さんも長身だということもあってか、何度か店員さんから「とてもお似合いですね。スタイルがよくて羨ましい」と言っていただいたりして、もう勝手に舞い上がっていました笑

しかし、終わりは唐突にやって来ます。

この日のデートでは二人で地域のイベントに遊びに行きました。地元の喫茶店がいくつも出展している大規模なイベントで、コーヒーの飲み比べをしたり、豆について本格的に学んだり、とても充実した時間を過ごすことができました。

その帰りにお蕎麦を食べて、さぁ解散しましょうかというとき、平匡さんから突然こんなことを言われました。

平「青子さん、僕は青子さんのことをとても素晴らしい方だと思います。気遣いもできるし、美人だし、僕にはもったいないくらいです。正直、すごく好きです。

でも、だからこそ、あなたといると、僕は気後れしてしまうんです。もっと踏み込みたいと思うのに、自信がもてなくて、どうしても進めなくなる。

そうやって悩んでいたときに、実はもう一人違う女性に出会いました。自分より年上の方ですが、彼女はぐいぐい僕を引っ張ってくれて、情けない僕には彼女のようなリードしてくれる人がふさわしいのではないかと思うようになりました。

だから、青子さん、本当に申し訳ないですが、これからあなたに会うことはできません。あなたは素敵な方だから、すぐに僕のことなんか忘れて、同じように素敵な方と結ばれると思います。今までありがとうございました。」

ちょっとフェイクはいれていますが、ニュアンスはほとんどこのままです。

それまでもちょっと良い感じだと思っていたのに、やっぱりダメだった…という経験は何度かありましたが、ここまではっきり細かく理由を言われたことがなかったので、結構ショックでした。もちろん、前半部分は私を傷つけないようにするためのお世辞で、彼の本心は「他に好きな人ができた」ということだと思いますが。

もう、何も言えなくなって、私も「ありがとうございました」とだけ伝えて別れました。

正直平匡さんとの未来がなくなったことよりも、「良い感じ」という自分の勘がまったく当てにならないこと、そして何よりこれからも誰にも選ばれないのではないかということが恐怖で、しばらくずーんと沈みこんでしまいました…。

まぁ、アラサー婚活で立ち止まっている暇はないので、その次の週にはマッチングアプリを始めることにしたんですけどね。

これにて、平匡さん編は完結です。

その後、連絡はとっていませんが、LINEのアイコンの推移を見るに、その女性と半年ほどでめでたくゴールインされたようでした。
ここまでくると、ショックよりも(お相手の女性のように)アラフォーでもこんなトントン拍子に進むことがあるんだと逆に元気をもらえるような気がします笑

次回は、平匡さんと会っていた同時期くらいに開催した合コンについてお話ししていきたいと思います。