僕は家族待合室へ。
無機質だなぁ
このテレビは全く見なかった。
漫画のラインナップが町中華と同じなんよ。
サイボーグクロちゃんのチョイス。
病院長の趣味でしょうか。
コミックボンボン派め。
・
・
・
・
7時間くらいこの部屋で過ごしました。
妻の場合、
帝王切開していた傷と
腫瘍の箇所が被ってて
術中に大量出血のリスクがあった。
それもあってC大学の
セカンドオピニオンもしたわけで。
命だけは失われないよう
祈ってたらドキドキしちゃって
何も手につかず
窓からひたすら
風で揺れる木とか見てました。
すると、
僕自身の疲れも出て、
途中記憶が飛んでしまい
「ご主人!」
と妻の主治医が揺さぶって
起こしてくれましたw
寝てたみたいです。
まるで僕が手術受けた
側みたいだった。
先生に起こしてもらったら
待合室の隣にある
家族説明室へ。
もう何回も来てる部屋です。
で、そこで話を聞くんだけど
先生ったら、
何か銀色のお椀に
レバーのようなものを持ってる。。
なんと
手術で摘出した
子宮と腫瘍を
直接見せてくれました💦
僕は血が苦手なので
倒れそうになりましたが
腫瘍の説明を受けるために
目を逸らさず
肉片たちと対峙。
確かに黒いいかにも
悪そうなブニブニが。。
憎たらしくて仕方がありません。
ブニブニを見せられながらも
手術自体は何事もなく
終了したとの説明を受け
緊張が一気に解けました。
来週半ばには退院でき、
抗がん剤治療は
通いながら外来で
やることになりそう。
詳しい分析も来週半ばに出るので
それも待ちつつね。
先生の話を聞いたら
婦人科課長が来て、
麻酔切れて目を覚ました奥さんと
会話の場を設けてくれました。
手術棟から
ICUに移動。
(集中治療室)
色んなチューブに
繋がれながらも
意識ははっきりしていました。
ただ、麻酔の影響で
体温が非常に下がってて
全身がずっとガクガク震え
顔は顔面蒼白。
チューブを喉に通したから
声もほぼ出せない状態でした。
手を握ったら
うっすら涙を浮かべて
ありがとう、と言ってくれました。
僕も堪えるのに必死で
笑顔で黙って手を握り返したり
頭を撫でたり、
言葉はあまり交わさずとも
術後に交流できて良かったです。
5分くらい滞在したら
ICUを出て家路に着きました。
とりあえず妻は