アビガン投与 新型コロナ髄膜炎の男性退院へ | にゃんころりんのらくがき

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https://www.sankeibiz.jp/econome/news/200403/ecb2004031818016-n1.htm

新型コロナ髄膜炎の男性退院へ アビガン投与

 

 新型コロナウイルスに感染し、髄膜炎を発症して山梨大付属病院(山梨県中央市)に入院している山梨県内の会社員の20代男性が、来週にも退院してリハビリに移行することが3日、関係者への取材で分かった。

 

 男性は当初、意識障害があったが、10日ほど前から意思疎通ができるようになり、日に日に回復しているという。別の病院でリハビリを受ける可能性が高い。

 

 山梨大病院は、新型コロナへの効果が期待されている新型インフルエンザ治療薬「アビガン」を男性に投与していた。回復との因果関係は不明だが、山梨大は近く掲載される国際感染症学会誌の論文で言及した。

 

 論文を担当した森口武史救急部長は産経新聞の取材に「髄膜炎や脳炎の患者が新型コロナに感染している可能性を示す症例であり、世界の医療関係者に警鐘を鳴らしたい」と語った。

 

 男性は2月27日に38・5度の発熱があり欠勤。2つの医療機関を受診したが新型コロナの検査は行われなかった。出勤しないのを不審に思った会社から連絡を受けた家族が3月6日、警察官とともに部屋を訪れ、倒れている男性を発見。救急搬送され、脳脊髄液のPCR検査で陽性と分かった。

 

 新型コロナによるとみられる髄膜炎が分かったのは世界的に珍しい。

 

 

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この男性は集中治療室で人工呼吸器をつけるほどの重症だったのに、「アビガン」の投与で、人工呼吸器も外せ、退院→リハビリ、と言うところまで回復できたのは本当によかったと思います。

 

他にも重症化の兆しがあった感染者にも投与され、重症化を免れ回復・退院となった例もあるようです。

今の段階で、それがすべて「アビガン」だけのお陰、とは言い切れないのかもしれませんが、少しは希望を持ってもいいような気はします。