スー・チー氏「ミャンマーはこれからも常に中国の味方だ」 | にゃんころりんのらくがき

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中国とミャンマーが経済協定調印、「世界が終わるまで足並みそろえる」とスー・チー氏

1/18(土) 20:55配信

AFP=時事

中国とミャンマーが経済協定調印、「世界が終わるまで足並みそろえる」とスー・チー氏

ミャンマーの首都ネピドーにある大統領府で、会談を前に握手する中国の習近平国家主席(左)とアウン・サン・スー・チー国家顧問(2020年1月18日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

 

【AFP=時事】ミャンマーを訪れている中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は18日、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問と会談した。両国は数十ものインフラ事業や通商協定に調印。さらに中国は、イスラム系少数民族への対応で批判を浴びるミャンマーをあくまでも支持する姿勢をみせた。


 2017年に起きたミャンマー軍によるイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)への弾圧は、約74万人のロヒンギャがバングラデシュへと避難を余儀なくされる事態を招き、国連(UN)の調査官からはジェノサイド(大量虐殺)と非難された。だがそうした中でも中国はミャンマーを強く支持し、一般のミャンマーの人々の間では中国の野望への不信が根強いものの、今では最大の投資国となった。

 ロヒンギャ問題をめぐる軍への擁護で欧米諸国からの名声が地に落ちたスー・チー氏は、17日に行われた習主席の歓迎式典で、ミャンマーはこれからも常に中国の味方だとして、「言うまでもないが、隣国としては世界が終わるまで(中国に)足並みをそろえる以外にない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

 

【図解】中国が進める「一帯一路」構想

 

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https://blog.goo.ne.jp/kirakiraboshi31/e/e46ef5a7aeefa85bb1a68aafe85afdd3

 

(宮崎正弘国際ニュース早読み)

習近平がミャンマー訪問、13億ドルの「手土産」? チャウピューの港湾プロジェクト、最終決着か。スーチーと会見へ

2020-01-18 

2020年1月17日、習近平主席はミャンマーを訪問する。
 

目的はシルクロード構想(一帯一路)の目玉プロジェクトのひとつ、チャウピュー港湾整備事業(免税工業特区建設など)で、スリランカのハンバントタ港、パキスタンのグアダル港、そしてバングラデシュのチッタゴンの浚渫工事請負、モルディブの無人島開発など、「借金の罠」作戦の一環と考えられ、とりわけインドが警戒を強める。

チャウピュー港は中国へ向かうガスパイプラインがすでに敷設されており、雲南省の昆明と結んでいるが、地中にパイプラインが埋められているので、現場へ行っても運転手の指摘があるまでわからなかった。

チャウピュー郊外に広がる広大な土地(台地のような農業地帯と山林)はすでに中国が買い占めており、大きな看板と事務所のビルが建っていた。しかし、工業団地や港湾などの工事を始めた様子もなかった(2018年初夏の頃)。けたたましくも勇ましい掛け声だけで、実態がないことを筆者は当時レポートした(拙著『日本が危ない!一帯一路の罠』、ハート出版を参照)。

工事の遅れはラカイン州の地政学的要衝において、チャウピューが適切か、それとも北のシットウェイ港のほうが適切かを判断しかねたこと、スーチー政権が最終的な態度を示さなかったことなどだった。

ラカイン州は、ロヒンギャが集中して住んだ地域であり、仏教過激派がイスラムのロビンギャを追い出し、かれらはバングラデシュに逃れた。その数最低でも70万人、国連の援助でテント生活が続いている。

このロヒンギャの難民問題で世界のメディアが騒ぎ、ミャンマーは国際的孤立を深めていたうえ、当初示された中国のプロジェクト予算があまりにも膨大で、総額70億ドルをミャンマーが最終的に支払えないことが明瞭、したがって13億ドルへの減額という決定がでるまでに時間を要したのだ。

中国は、ミャンマーが国際的孤立に追い込まれた隙間に、忍び込むようにしてスーチー政権に近づき、昨年は王毅外相がネピドー(首都)入りして、最終案を煮詰めていたのである。ミッソンダム建設中止で冷却化していた中国とミャンマーの緊張関係は、突如、友好関係に変貌した。

1月17日からの習近平訪問は、段取りがついたからとみるべきで、手土産は13億ドルの港湾開発である。

▼赤い資金と軍事支援はアジア諸国にとっては魅力なのだ

バングラデシュ(昨師走)とスリランカ(2019年六月)へプロジェクトの決定前に中国はフリゲート艦を寄贈している。

ならばミャンマーへは? 同国の政治実権はスーチーにはなく、軍が握る。軍が賛同する背景に何らかの軍事的な装備の贈り物があるはずだろう。

地政学的に見れば、南シナ海からマラッカ海峡を抜けてカンボジアのシアヌークビル港はすでに中国の「領土」然としており、ミャンマー(チャウピュー)からバングラデシュのチッタゴン、スリランカのハンバントタ港はすでに99年間の租借が認められ、中国の軍港に化けている。つまりアンダマン海からベンガル湾を扼する軍事態勢が中国基軸に変貌した。

さらにインドの南端を北西に舵をきればモルディブ、そしてパキスタンのグアダル港。その先がホルムズ海峡、紅海ルートでは入り口がジブチ(すでに中国の軍事基地)と、いまや歴然と中国の軍事力突出地帯となってしまったではないか。

そして、このシーレーン防衛を表看板に、中国は一日800万バーレルの石油輸入と、マラッカを経由しないでもパイプラインで近道ができるミャンマーのパイプラインが完成、パキスタンとも新橿ウィグル自治区のカシュガルへと至るガスパイプライン、石油パイプラインの二本のルートがまもなく完成する。

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スー・チーさん(ミャンマー)を追いやった国際社会(特にイギリス)も悪いと思いますけど、ここまで言ってしまえばスー・チーさん(ミャンマー)も後々困ったことになりませんか?

 

アメリカが対中経済戦争の手を緩めることはないので、製造拠点としての空洞化も始まり、「Made in China 2025」も儚い夢だと思いますが、

中国はいつまでこんな悪徳街金のようなマネを続けられるんでしょうか?

相当国外投資の資金も棄損しているはずなのに・・・?

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tokino akari‏ @tokinoakari3

https://twitter.com/tokinoakari3/status/1115244631543799808

中国は、日本国内の反原発運動を支援し、原発を止めて火力発電での石油依存度を高め、日本が石油を中東から輸入するシーレーンを事実上閉鎖出来るよう、南シナ海と小笠原近海を占拠する。中国の狙いは領土ではなく、日本を間接支配する為の「海域」です