【痛快!テキサス親父123】乱射事件に見る“銃社会”の深層 | にゃんころりんのらくがき

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フロリダ乱射事件に見る“銃社会”の深層 行き過ぎた「政治的公平」  

2016.06.17

 米フロリダ州オーランドの同性愛者らが集うナイトクラブで12日、許せない銃乱射事件が発生した。49人が死亡し、50人以上が負傷した。犯人のオマル・マティーン容疑者は、警察との銃撃戦の末、射殺された。米マスコミは事件直後、容疑者が「米国生まれ」と強調していたが、両親がアフガニスタン出身ということを隠しているように感じたぜ。

 オバマ大統領やヒラリー・クリントン前国務長官率いる民主党は、犯人よりも、使用した武器を非難し始めた。共和党が「国民が武器を保持する権利は侵してはならない」という米国修正憲法第2条を守ろうとしていることも批判している。民主党の最終目標は、米国人から銃を取り上げることだが、犯罪者の手に銃が残ってもいいのか

 米国人の多くは、銃を持ちたくて持っているわけではない。社会に出回っている銃が多すぎて、家族や自分を守るために持たざるを得ないんだ。俺の住むテキサス州では、人口1人あたり9丁もの銃が出回っている。

 もし、政府が社会から100%銃を消し去ることができるなら、米国人は喜んで手放すだろう。もちろん「犯罪者からも全部取り上げる」という条件付きだが、そんなことは絶対に無理だから問題なんだ。

 米国では最近、検察官が有罪を確実に勝ち取るために、暴力的な犯人を軽い罪で起訴する傾向にある。結果、服役期間が短くなり、危険な人間が社会にあふれている。これは、「政府が国民を保護することに失敗している」という証拠だぜ。

 背景には、米国では最近、人種や民族、ジェンダー、職業、宗教などへの差別意識の助長を防ぐ「ポリティカル・コレクトネス」(PC=政治的公平さ)が行き過ぎていることがある。これは民主党やリベラリスト主導で進められてきた。

 FBIは、800~1000人のイスラム教徒を「テロを起こす可能性がある者」としてリストアップしていたが、オバマ政権は、人種的、宗教的な事項はファイルから削除するように命じたんだ。結果的に、テロリストに犯罪を準備する隙を与え、罪のない人々が犠牲になっている。

 こういうテロ事件が起きると、共和党候補指名が確定している不動産王、ドナルド・トランプ氏の人気が高まるんだ。

 日本の方々によく、「トニーさんはトランプ支持ですか?」と聞かれるが、俺は「民主党以外なら誰だっていい」と答えている。トランプ氏が大統領になるなら、米国を没落させているPCとリベラリズムをたたき潰し、汚染を食い止めてくれることを期待するぜ。

 親愛なるみなさんと、日本と米国に神のご加護がありますように。日本のみなさんには、米国を反面教師にしてほしいと思う。

 では、また会おう!

 ■トニー・マラーノ 評論家。1949年生まれ。テキサス州在住のイタリア系米国人。サラリーマンを定年退職後、動画サイト「ユーチューブ」などで連日、評論活動を行っている。世界のあらゆる“悪”と戦う「プロパガンダ・バスター」でもある。大変な親日家であり、日本でも圧倒的ファンを獲得している。自著・共著に『テキサス親父の「怒れ! 罠にかかった日本人」』『素晴らしい国・日本に告ぐ』(ともに青林堂)など。
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犯罪者からも全部取り上げ、社会から100%銃を消し去ることができるなら、
 米国人は喜んで手放すだろう


話は飛びますが、「核兵器」も同じではないでしょうか?

日本は侵略国や敵国に取り囲まれて、核弾頭も主要都市に向けて配備されています。
日本が手出しできないことを知り尽くして、日本の領海近辺で挑発を繰り返しているのです。

そのような中、“トランプ大統領”になれば、米軍も核の傘も消える可能性が出てきました。

さて、その時日本はどうするべきでしょう?
憲法9条が何の役にも立たないことは、正気なら誰でも分かります。

被爆国だからと言って縛られる必要は微塵もありません。
被爆国だからこそ、国は二度とその悲劇を国民に味わわせてはならないのです。

だったら日本も大急ぎで持つしかないでしょう?

憲法9条を守って、国民の生命が失われては本末転倒、笑い話にもなりません。

憲法9条、中凶の領海侵入にも全然効き目ありませんでしたね?
「酒飲んで話し合って解決」も、一体いつしてくれるんですか?

バカの相手をする暇もない。
抑止力として、一刻も早く、、、

核兵器以上の兵器を持ちましょう!