1月29日 10時27分
アメリカの国防総省の高官は、軍備の増強や海洋への進出を急速に進める中国が兵器の開発に多額の資金を使っており、5年後には、アメリカにとって重大な脅威となる可能性があるという認識を示しました。
アメリカ議会下院の軍事委員会は、28日、オバマ政権が進めるアジア重視の国防政策について公聴会を開きました。
この中で、国防総省で装備品の調達や兵器の研究開発などを担当するケンダル次官は「毎朝、中国の兵器開発について機密情報の説明を受けるが、多額の資金が開発に使われ続けていることにいつも驚いている」と述べました。
そのうえで、ケンダル次官は「中国の国防予算はアメリカよりも少ないが、人件費の占める割合は非常に小さく、一方のアメリカでは、人件費の割合が大きい。今はアメリカが優位だが、5年後、10年後は分からない」と述べ、中国が今のペースで軍備増強を続ければ、5年後には重大な脅威となる可能性があるという認識を示しました。
一方、公聴会に同席したアメリカ軍の高官は、ことし中国が初めて参加するアメリカ軍の多国間演習、リムパックについて「中国は艦船を派遣して、災害救援活動、行方不明者の捜索・救助、医療活動の演習に参加する」と述べ、中国は日米など同盟国どうしで行う軍事目的の演習には参加しないと説明しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140129/k10014849621000.html
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そういえば中国は、
「1000発のミサイルで日本を火の海にしてやる」とか
「日本を干乾しにするのに、兵器は要らん」とか、言ってましたね~。
南シナ海も、インド洋も、、、シーレーン確保は重要です。
見方を変えれば、中国こそ、簡単に干乾しに出来るような気もしますけど?