食べられそうなものや飲み物なんかを買って持っていきたい




これが本心




週明け、あの人が体調よくないって聞こえてきた




前の席ならば…薬あげようか?と言えたけれど、背を向けている私がしゃしゃり出るのも、と思いただ話に耳を傾けていた





前にあの人が頭痛のとき、薬持ってないか聞かれてあげた時があった





だからもしかしたら今回も聞かれるかな?なんて期待と、変なプライドから声をかけることはなかった





今になってそのことを後悔している





しゃしゃり出ても、薬をあげればよかった





結局コロナだったらしい





今日あの人の声を聞いて驚いた





すごくかれてる





いままであの人が風邪ひいて休んだとか、頭痛以外の体調不良をみたことも聞いた記憶もない





声を聞いてから、ずっと考えてた





なにか持っていってあげたほうがいいよねって





色んな雑念を考えなくていいのなら、持っていってあげたい





でもそこにはたくさんのハードルがある






買って持って行ったところで、オートロックだから入れない





部屋番号を呼び出したところで出ないだろう





かといって、LINEしても見ないだろうし





LINE電話をしたとしても、私からとわかった瞬間出ないだろう





そして体調悪い時に、さらに私という厄介な存在で気を遣わせたくない





郵便受けに入れることも考えたけど、前にやらかしてしまった私の変な行動を思い出すし、そもそも食べ物そんなに入らない、そして入れたとしても教える術がない





結局わたしはなにも届けてあげることはできない





そんなこと考えず、何かあれば…ってLINEすることも考えた





みないと思うけど





たとえ見たとして、体調悪い時にさらに悪くなるようなことをしたくない





一人暮らしで具合悪くなった時の大変さはすごくわかる





誰かが居てくれるだけで、本当にありがたい






あの人の家で体調崩して寝ていた時、あの人は出張で戻らない





でもなにかがあって出張キャンセルで帰ってきた時は、本当に嬉しかった






風邪なんて寝てれば治るんだ





って、やっとの思いで食べ物買いに行って、やっとの思いで少しご飯を食べた私に、冗談ぽくだったけどそう言われた時は、なんて冷たい人なんだ!って怒りを覚えたけど





それでも、誰か居るのと居ないのとでは気持ちが全然違う





あの人、家で寝込む前に食べ物や飲み物買い込んでいればいいんだけれど





お姉さんが近くにいるから、もしかしたらなにか頼んでいるかもしれない





と思うのと同時に、あの人はそういうこと誰にも言わず一人で対処するかもしれない





どんなに色んなことを考えても、私の想像でしかなく、かといって行動もできない







もどかしい






そんな今週、この3日間