私は指導のとき
生徒たちを萎縮させないために
緊張感を持たせながらも
否定的なことは言わず
良いところを伸ばしつつ欠点を触れていくよう
意識しています。
動きのまえに
みんなを集めて筋肉の使い方や
動きの説明をゆっくりしたりします。
意識ができないうちは
意識ができるようになるまで
注意し続けるよう努めています。
しかし!!
その注意が逆に生徒たちを
萎縮させているのではないかと
言うことに気がつきました。
気づいたきっかけは
自分のレッスンです。
改善したいことがあり
その事に意識を集中してしまったとき
私はレッスン中
どの動きもスムーズにできなかったのです。
つまり、
動き始める前から注意を与えすぎると
からだの特定の部分ごとに注意され
特定の筋肉を使いなさいと注意され続けると
からだの繋がりが途切れ
動きがぎこちなくなるのです。
子供に至っては
落ち着かなくなる子もいるのです。
例えば
口だけで説明したり
見本だけ見せたり
生徒一人を使って説明をした場合
その注意を聞いた子達は
頭でしかイメージできないことになります。
そうなるとやはり
こうかな?こうかな?と混乱がおき
落ち着かなくなるのです。
じゃぁどうすれば良いか
それは頭だけで考えなくて
良いようにすることです。
口だけで説明したり、見本だけ見せたり、
生徒一人を使って説明をしたあと
必ずみんなにもやらせます。
また、特定の筋肉の話になったときは
その筋肉をトレーニングさせた後、
その筋肉を使った動きの
成功体験をさせます。
例えば、背骨の伸びや引き上げを伝えたいとき
バーレッスン中に
横から口出しするのでは混乱させるので
バーにつく前にフロアレッスンを取り入れ
背骨の伸びをイメージさせたエクササイズ
引き上げを強化する筋トレをさせ
いざ立ったときに
やりやすい!感じやすい!
を体験させるのです。
やはり伝えるときも横着せず
急がば回れ!で
一つ一つ丁寧に伝える必要が
ありますね
