年明け早々拗ねモードの姫さま。
「・・・・・・。」
そこにいるのは
分かっているのです。
出てきてくださいよ?
「・・・ふんっ!」
しっぽでふんって・・・。
確かに年末年始は姫さまを病院に預けて実家に戻りました。
けれどそれは、姫さまを思ってのこと。
半年前に初めて一緒に戻ったとき
長時間の電車の音がカミナリの音に似て聞こえたのか、
ずっとおびえられて呼吸が荒くて大変そうでしたし、
帰省ラッシュの中、姫さまをかばいながら移動する自信もなく・・・。
そのうえ、実家は暖房が行き届いていないのでとても寒く、
姫さまの体調が心配だったのでございます。
なによりも姫さま、私の両親も、
黒柴のお嬢さまのこともあんなに嫌っていらっしゃったじゃないですか。
それをどうして一緒に戻れるというのです?
「戻らなきゃよかったのよ」
・・・はい?
「ワタクシと一緒に
ここで年越しすれば
よかったのよ・・・」
・・・ですよね~・・・。
できればそうしたかったのですが・・・。
年に一度の行事なのでそうもいかず、止むに止まれず姫さまを残して
旅立ったのですが・・・わかってはいただけませんよね、やはり![]()



