右手は荷物持って階段駆け下りて
二嬢を床に着地させんとしたその時
わたしの腰
バリィィィン
と、音を立てました
…ちょ、え、ほんまに?
でも、痛いとか言うてる場合ちゃうねん
娘嬢を園バスに乗せなあかん
娘嬢を急き立て
二嬢と手を繋ぎバス停まで行き
娘嬢とにこやかに手を振り見送り
…背後の会社から出てきた齢90近くの
おじいさんに捕まってしまい
信号変わっても終わらない孫とひ孫話。
いや、おじいさん
わたし、今めっちゃ腰のことでドキドキしてますねん帰りたい
とも言えずに、にこにこ相槌。
帰宅するなり、洗濯物や
溜まりまくった洗い物を視界にも入れず
自室でゴロリーーーン
仰向けは無理、横向きに二嬢と朝寝
起きたら治ってますように
…そんなうまい話はなく
痛くて目覚めて、よろよろ時間をかけて立ち上がって
湿布とロキソニン発見
痛み止め効果でどうにか、
洗濯と洗い物、
中間テストで早く帰ってきた息子のランチも完成
神さま、仏様、誰か様、痛み止め様
今からお迎えもあるし
娘嬢の習い事の送迎もあるし
何より重労働な姉妹の風呂の時間まで
どうにか我慢できるレベルの痛みで
わたしの体、動かしてください