部下が報告を渋る原因はたいていその上司本人の誤解にあります。

報連相は部下から上司への一方向のものだという思い込みです。

報連相の意味を紐解くと、

報告は「結果や経過を相手に告げること」ですが、

連絡は「情報や気持ち、考えを互いの伝え合うこと」。

相談は「問題・課題について互いに意見を出し合い、何らかの解決策を導くこと」ですから、

双方向が基本です。

しかし実際には、双方向の連絡や相談にはなりにくいのです。

桑畑英紀