事業がうまくいかないなんてよくあることです。
死に物狂いで頑張れば必ず乗り切れるというわけでもありません。
やり方を間違わなければ乗り切れる確率は大幅にあがります。
ただし、やり方が正しくても死に物狂いで頑張らなければ絶対にうまくいくことはありません。
再生屋として取り組む時にそんなところに注目します。
死に物狂いの社長さんと仕事するときには、必ず最後の最後まで見届けます。銭金ぬきでも。
死に物狂いでない社長さんも、ご縁をいただいたわけですから見捨てはしませんし、同じく最後まで付き合います。
これって社長のタメではないんですけどね。
得意先さんや下請けさん、従業員さんなどスタッフ・プレーンを守るためです。
あかんときに死に物狂いにならない人は得てして自分のことしか考えていません。
そこをきちんと是正して人様にご迷惑をおかけしないようにしてもらう役目ですね。
死に物狂いにならない社長さんによくあるパターンは元従業員に裏切られた、例えば得意先を黙って持っていかれたとか、風評被害をばらまかれたとか、実力不足をほったらかして逃げ出されたとか。
確かに同情の余地はあるんですがね。それでも死に物狂いにならないとあかんのです。
立ち直るか?
それとも死に水をとることになるのか?
どちらにせよ、こちらも死に物狂いであることには変わらないんでね。