自然癒着法と埋没法は、どちらも切らずに二重を作る施術ですが、仕組みとリスクがかなり違います。「自然癒着法」という名前はキャッチーですが、実際は従来の埋没法とは別物なので注意が必要です。

	埋没法	自然癒着法
目的	糸でまぶたを固定して二重を作る	糸を細かく複雑に通し、まぶたに癒着を作って二重を作る
糸の本数	少なめ（2点〜4点）	多め（6点〜10点以上も）
戻せるか	糸を抜けば比較的戻しやすい	糸を抜いても癒着が残り、完全には戻りにくい
ダウンタイム	腫れは比較的短め	腫れ・内出血が強め、長引きやすい
持続性	数年〜10年程度（個人差あり）	半永久的と宣伝されるが、実際はトラブルも多い

自然癒着法の注意点

この方法は「将来の修正が非常に難しい」ことが最大のデメリットです。

これは昔あった「ビーズ法」という古い術式と似ていて、形成外科医からも批判されることが多いです。

向いている人

埋没法
- 自然な二重が欲しい
- 将来ラインを変える可能性がある
- ダウンタイムを短くしたい
自然癒着法
- 絶対にラインを変える予定がない
- 多少の腫れやダウンタイムが長くても気にしない
- リスクを理解した上で「取れにくさ」を最優先にしたい