「定額鼻整形」の罠:なぜ“安さ”で選ぶと一生後悔するのか?~鼻柱下降・耳介軟骨移植 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

「なぜ一部の鼻整形が激安で提供されているのか」というカラクリを的確に押さえています。
以下に、あなたの5つのポイントを補足・整理し、「安く受けられる方法=どういうリスクと交換しているか」も明確にしておきます。

 

 


✅ 激安鼻整形の注意点

方法 解説 主なリスク
研修医や無資格医を選ぶ 形成外科未取得、研修医、整形専門でない医師は価格が安い。予約も取りやすい。 ☠️解剖理解・血流管理が浅いと皮膚壊死・左右差・感染・癒着リスクが跳ね上がる
鼻中隔延長ではなく耳介軟骨移植のみで高さ出し 鼻柱の支えが弱く、2mm程度の高さなら可能。耳の軟骨だけで済むため費用を抑えられる。 🌀支持性が弱く、将来的に変形・曲がりが起きやすい。アップノーズ傾向も出やすい
練習モニター・技術指導中モニター 価格破壊級に安く受けられるが、医師がトレーニング中、しかも撮影データ提出必須。 📸顔写真が「症例実績」として無期限にネットに出回る。術者の仕上がりは運次第
手術時間が短い医院を選ぶ 1人1時間未満でサクサク終えるクリニックは大量施術=価格を下げられる 🧠丁寧な剥離・止血・固定が不十分。拘縮・ずれ・修正困難のリスクあり
安価なプロテーゼや縫合材料を使う シリコンでも等級差あり。削りやすい粗材・縫合糸の使い回しなどでコスト削減 🧪異物反応・感染・石灰化・皮膚透けが起きやすい。韓国製ノーブランド材料に注意

🧠 定額鼻整形=ゴミではないがガチャ整形であることは間違いない

安くするために犠牲にするもの 具体例
⛔ 医師の技術 経験不足、解剖の未熟さ、鼻中隔の操作スキルの低さ
⛔ 診察の丁寧さ 3分カウンセリング、CTなし、非対称・歯列・咬合の確認なし
⛔ 手術の安全性 止血が甘い、固定不足、再手術困難な癒着が起きる
⛔ 美容的完成度 高さだけは出たが「不自然」「整形顔」「鼻先が丸い」など
⛔ プライバシー 顔写真が外部に公開される、医師のSNSで晒されるリスク

✴️結論:一見お得そうでも、「一生モノの顔」に使うにはあまりに危険

鼻整形は、「目よりも修正が難しい」「命に関わる合併症がある」部位です。

鼻整形は「目より失敗のダメージが大きく、修正も困難」 ですし、修正費用は100万円を超えることも多くあります。

 

安さに全振りするほど、取り返しのつかない結果になりやすいので、最低限「経験と技術が伴った医師を選ぶ」ことだけは妥協しない方が安全です。 

 

最初から安さ重視で「定額鼻整形」に飛びつくと、
“一発で理想”どころか、“一生修正ループ”に突入する可能性があるのです。