眼瞼下垂(がんけんかすい)の判定方法には、自己チェックと医療機関での診断の2つがあります。
🔍 自己チェック方法(簡単に判定可能)
1. まぶたの開き具合を確認
✔ 片目ずつ鏡で見て、黒目(瞳孔)の上部がまぶたで隠れていないか
✔ 普段の目の開きが小さく、目を大きく開けようとすると額にシワが寄る
✔ 片目と比べて明らかに開きが悪い
2. おでこを手で押さえて目を開ける
✔ おでこの筋肉を使わずに目を開くと、まぶたが十分に開かない
✔ 額を手で押さえると視界が狭くなる
→ この場合、眼瞼下垂の可能性あり!
3. 眠そう・疲れているように見える
✔ 目が常に半開きで「眠そう」と言われる
✔ 夕方になると目が開きづらくなる
✔ 頭痛や肩こりがひどくなる
4. 視界が狭く感じる
✔ まぶたの垂れ下がりで上方視がしづらい
✔ 無意識にアゴを上げて物を見るクセがある
🏥 医療機関での診断方法
1. MRD-1(上眼瞼縁-瞳孔中心距離)の測定
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瞳孔(黒目の中心)から上まぶたの縁までの距離を測る
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3mm以下の場合、眼瞼下垂の可能性が高い
2. 挙筋機能(上まぶたを持ち上げる筋肉の働き)
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おでこを固定しながら目を上下させ、まぶたの動く範囲を測定
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動きが4mm以下の場合、重度の眼瞼下垂と判断されることが多い
3. 眼瞼下垂の原因検査
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先天性(生まれつき)か、加齢によるものか、神経や筋疾患が関与しているかをチェック
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神経系疾患(重症筋無力症など)の可能性もあるため、場合によっては追加検査
📝 まとめ
✅ セルフチェック → まぶたの開き、視界、額の使い方を確認
✅ 医療機関での検査 → MRD-1測定、挙筋機能テスト
気になる場合は、形成外科や眼科で診断を受けるのがおすすめです! 👨⚕️

