輪郭整形や鼻の整形、目の手術の中でも目フルとかの組み合わせの手術で、全身麻酔と静脈麻酔を使用するのであれば、麻酔科医が担当した方が安全性上良いとされています。
全身麻酔の設備が無いところでは、手術時間を短くして無理くり静脈麻酔で手術を強行し、術中に患者さんが痛みで暴れるのを押さえつけながら手術を決行しているクリニックもある訳です。
それではちゃんとした手術はもちろんできないですし、少しでも動かれると、ミスって違うところを切ってしまったとか、ホントに初歩中の初歩的な失敗につながります。もしも、オーダーしていないような切開が顔についていたのであれば、手術中に暴れてしまってそれを強行して手術を遂行してしまった病院の可能性もあるのです。
静脈麻酔の手術では、呼吸を自分の意思でやらないといけないのですが、鼻の手術であれば、鼻に栓をしなければならなくなります。そのため、口から呼吸することになります。いびきをかいてしまったり、途中でせき込んでしまったりして急に動くので、手術中にミスって不要な組織を傷つけてしまう訳です。
お酒が強い人は静脈麻酔が効かないことがあるので、手術中に暴れたり叫んだりすることになりがちです。そうなると、手術どころではなくなります。
医療事故が多発している美容外科の大体が、全身麻酔の設備が無くて、静脈麻酔で手術を強行していることが原因です。なので病院選びの項目として、鼻や顔周り~顎下脂肪吸引、フェイスリフトなどを行う際に、全身麻酔の管理基準があるのかを必ずチェックされることをお勧めします。