Extended Deep Plane face lift＝拡大した深い層のフェイスリフトが本当に新型の切開リフトなのか？
一括りに新型フェイスリフトと言っても、医師がネーミング商法で分かりにくくしていることがあるので、Extended Deep Plane face liftという名称と飛びつくのは辞めましょう。SMASを触ると書いていても、全然リガメントの処理をせずに手術を終えているドクターも多いからです。
深い層の処置でどういったことを行っているのかが重要です。
Extended＝拡大ですが、大頬骨筋を超えて剥離することを指しています。（PRSの認識から）更に攻める先生だとほうれい線の方まで剥離を拡大して切開リフトをしているドクターもいます。
Extended Deep Plane face liftはそれ自体は昔からあるものなので、個別に美容外科医ごとの術式を確認する必要があります。医師によってネーミング付けをして売っていることがあるのですが、内部処理をちょっとだけ変えているだけだったりするためです。
リガメント処理と言っても、
①SMASの上でリガメントを切り離すだけ
②SMASの上でリガメントを切り離してSMASに固定する
③SMASの上＋下でリガメントを切り離す
医師の術式を確認したほうが良い理由にもなるのですが、たるみを一気に引き上げるための可能性が大きい術式は③です。必ず医者の術式をチェックしてください。
