若い年齢でのほうれい線や鼻翼基部の陥没により鼻が埋もれて見える人に対する整形手術で、貴族手術があります。
貴族手術で使用する材料の比較とメリット＆デメリットをまとめたいと思います↓
ヒアルロン酸→動脈塞栓症リスクがあるのと、土台から高くは出来ない
PRP→動脈塞栓症のリスクが無い
シリコンプロテーゼ→十分に高さを出せる、ゴアテックスよりも感染リスクに強い
ゴアテックス→十分に高さを出せる、触ったときにシリコンよりも柔らかい
耳介軟骨→高さを十分に出せない
肋軟骨→粉砕するので高さに制限はある、鼻中隔延長術と併用するときに使う
人工真皮→安全性不明で吸収されてしまったり感染リスクが高い
証明の当たり方によってどうしてもほうれい線が目立っているという方は、無駄にナゾラビアルファットを除去してしまうと将来的に老け込んでこけてしまう失敗例があるので、安易に脂肪吸引に手を出すのはご法度が定説です。
顔の脂肪は年を取ると財産になりますから、頬の脂肪吸引（ジョールファット除去）や顎下の脂肪吸引以外の脂肪の除去は出来る限り回避したほうが良い結果につながりやすくなることが多いです。
例外的に適応があればバッカルファット除去を行うことはあると思いますが、症例適応数は結構少ないです。闇雲にメーラーファット除去を提案している美容外科医はその場のことしか考えていないと思います。
