正面から変化を大きくしようとして下顎角を大きく削ってしまうのは、良くないことです。
エラ削りで、耳の中に入るくらいまで顎骨の長さを減らしてしまったら、顔の自然なラインが出せずに犬顎と呼ばれる輪郭になってしまいます。
そこで、下顎角ではなくて皮質骨切り手術で、正面から見た時に変化をだす術式があります。
同じエラ削りと総称されるものですが、ドクターによってはやっていないこともあるので、術式の中身を見て比較したいところですね。
皮質骨切りは外板切除とも呼ばれる手術法です。
三重になっている骨の中で一番外側の層だけを骨切りしてエラの厚みを小さくします。0.7mm程度の骨の厚みを縮小することが出来ますので、両頬で1.5mm位の小顔整形効果は得ることが出来ます。
ただこれも切りすぎは厳禁で、韓国の輪郭整形や一部の日本の病院では髄質丸見えの症例が見られるのですが、機能的にも大変危険で、皮質骨を少しだけ残すように下顎角縮小をするのが理想です。
その方が、
・骨の再生が少なく済む
・神経損傷がない
としたメリットがあるので、こちらを第一に推奨します。
切りすぎれば神経損傷につながるのでCT検査をして慎重に手術を遂行できる美容外科医を基準に探した方が良いです。