だんご鼻で鼻先が太い人が、過去に某チェーン美容外科で鼻先の軟骨を縛るだけの鼻先縮小の手術（クローズ法）を受けて修正する事案が増えている。
具体的な症状としては、
・鼻先に小さなしこりのようなものが触れる
・表面から見ても白く結節のように浮き出て見える
・しこりのようなものが皮膚を突き破ってきそう
などの問題が報告されています。
鼻翼軟骨を強引に結びつける術式の問題点は、
・鼻の軟骨は脆くて弱く、糸で縛ることによって割れたり変形する
・割れた軟骨によって皮膚穿孔（ヒフセンコウ）を起こす
特に皮膚の圧迫が強くなっていると白くなってきたり、それがひどくなると貫通してきます。
糸を縛っているのであれば、基本的にその糸を除去して新しく再建手術をすることになります。
その際、土台が脆弱になってるのを補強するために鼻中隔延長術やコルメラストラット法で柱を強くして鼻尖形成で高さを調節することができます。
鼻尖縮小、団子鼻修正、鼻先延長の整形は、最終的に安い病院の鼻の手術と高い病院の鼻の手術で何が違うのかの話に必ずなりますが、一つは術式の違いで、安かろう悪かろうには必ず帰結します。これは間違いないです。かける手術時間が３０分で終わるのか、４時間かけるのかでは絶対に手術でやっている質が違いますので。
