フェイスリフトの手術の過程においてSMASを損傷しそうな整形は何か?
つまり切開リフトをやる前にやらないほうが良い整形手術があるのかをまとめていきたいと思います。
・SMASタッキングを行うミニリフト
耳下腺上のスマスを糸と糸をかけて縫い縮める手術。
無整形を100%とした場合、パフォーマンスは80%程度になる。
耳下腺を超えて前方を剥離しているとより危険になる。がちがちの癒着があって全く動かないといったケースもあると通常の切開リフトをあきらめざるを得ないケースもある。
中には溶けない糸(ナイロン糸)でやってしまっている先生もいるのですが、瘢痕でがちがちに硬くなってしまい動かないこともあるので注意しましょう。
・頬や顎下の脂肪吸引
これは施術者の腕によって大きく変わります。
脂肪吸引の後でスマスに穴が空いていたり、ごしごし(カリカリ)に脂肪吸引をされてしまっていれば、切開リフトに支障が出るでしょう。
ペラペラに脂肪吸引されてしまっていると、皮膚とスマスの間が癒着してしまって切開リフトが出来なくなってしまう事があります。
・HIFU(ハイフ)
HIFUは熱で組織にダメージが当たって、コラーゲンが出て肌が引き締まるのですが、神経に当たると神経麻痺になったり、血管にHIFUが当たって内出血を引き起こすことがあります。クリニックが使用しているHIFUの種類によるのかと思います。
なのでHIFUをやっていても切開リフトに支障が出る可能性は低いです。
・脂肪注入やヒアルロン酸注入
脂肪注入によってスマスが識別しにくくなってしまう可能性があるので、切開リフトがやりにくくなってしまう治療法の一つとなります。フェイスリフトで剥離する層にヒアルロン酸が入っている場合には溶かしておくのが賢明です。
・広頚筋縛り
広頚筋の損傷は切開リフトはとてもやりづらくなります。
無整形を100%とした場合、パフォーマンスは70%程度になる。
なのでペリカン手術をトレンドだからと言って若いうちにやってしまっていると、将来的に切開リフトが十分な効果を出せなくなることが想像できます。
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