埋没法の挙筋法で眼瞼痙攣のように機能障害になっている人がたくさんいるのに、なぜ挙筋法を選択するのか?これには理由があります。
挙筋法で機能障害が起きる人の割合が少なくて(例えば1%)とかのリスクなので、その辺は仕方ないと思ってクリニックがやっているという事、また抜糸すれば治るケースも多いので問題ないと判断しているからです。
それぞれのデメリットをまとめておきましょう▽
挙筋法は
・隔膜への傷が付くリスクが低い
・眼瞼下垂になるリスクがある
・眼瞼痙攣が生じるリスクがある
瞼板法は
・隔膜への傷が付くリスクもある
・異物感が出ることがある
・ノットが見えてしまう事がある
挙筋法を否定的な美容外科医の見解としては、糸を除去しても頑健痙攣が治らないといった問題があるからです。一度起きた機能障害は元に戻らない最悪のケースも考えられるからです。瞼板法だと隔膜障害が抜糸をすれば問題なく治ることが多いですが、挙筋法でミュラー筋を締め付けてしまうと抜糸しても機能障害の修正が難しくなるのではないかといった指摘があるので、そこは注意しましょう。