鼻プロテ抜去した人がやる最終手段の修正が真皮脂肪移植 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

臀部(お尻)や鼠径部(太ももの付け根)から採取した真皮脂肪を鼻に移植する方法があります。

ただ、あまり聞きなれない理由は最終手段の材料として使用されることがあるからです。

 

鼻筋で使用する真皮脂肪移植には多くの問題点があり、以下のデメリットがあります。
・吸収率の予想が難しい(通常40~50%と言われ個人差がある)
・10年経過後には吸収されてしまうことがある
・太ももや臀部などの部位に傷が残る
・高さを出しづらく、団子鼻さんは一層鼻筋が太く見える
など

 

鼻の修正の素材に異物が抵抗がある方には良いかもしれませんが、第一選択肢としてはそれほど多くは用いられてはいないです。

 

 

ダウンタイム期間、4か月間で生着しますが、その後徐々に吸収されていきますので、完成まではそれ以上かかることになります。最初のデザインでは吸収を想定して多めに移植することがあります。

 

皮膚の剥離に失敗すると皮膚に穴が開いたり壊死を引き起こす合併症があります。

鼻プロテーゼ挿入よりも手技的にも難しくリスクも大きいです。

 

向いているのは、

・プロテーゼの抜去と当時に自家組織で修正したい人

・鼻先が赤くなるくらい皮膚が薄くなっている

・自家組織で隆鼻術がしたい

・軟骨移植で鼻尖部が白く浮き出ているのを治したい

など

 

これから鼻整形を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

 

病院選びのご相談や限定クーポンやPR情報はこちらのフォームからご連絡下さい

📨メール mail@ba-consulting.org