目頭切開の修正は主として以下のような方法があります。
①逆Z法
②V-Y法
③Shark-fin flap法
④瘢痕切除+筋皮弁
逆Z法はZ法を戻す際に理にかなっている術式で、目頭の形も立体感を維持しやすいメリットがある一方、正確なデザインを予期しづらいデメリットがあります。また皮膚切除を行っている例は完全には元に戻すことはできません。
Shark-fin flap法も下瞼から皮膚組織を持ってきて再建を試みる手術ですが、こちらもデザインを予期することが難しい懸念はあります。V-Y法は、正確なデザインで蒙古襞を作るのに向いている手術です。デメリットは目頭の形が丸くなる事、平坦な目頭になることです。
また物足りない、もっと切りたいといった修正も可能で、瘢痕切除+筋皮弁では、前回の傷跡を切除して涙湖をさらに出す方向へ切開します。
一般的に目頭切開の手術はできるのにも関わらず、目頭切開の修正はできない美容外科医が90%ではないでしょうか。
それくらいやりっぱなし、修正は受け付けないみたいなことが横行しているため、目頭をやるなら修正までできる外科医を選択したほうが良いと考えています。
平行二重整形、目頭切開の医師選びのポイント↓
・JSAPS所属や形成外科専門医ではない医院は避けるべし
・ケロイド体質は特に傷跡が残るので回避
*トラニラストの服用を医師と相談も
・単純切開は傷跡ががっつり残りやすい
・安かろう悪かろう
・アフターケアで傷跡クリームや内服などの徹底を
・涙丘の形=標準型、四角型、鳥のくちばし型、丸型などによって切開の仕方を工夫している医師が良い