乳輪の大きさは横幅で35ミリを超えるとでかい乳輪だといわれるようになってしまいます。
*乳頭の平均サイズは10ミリくらい
整形手術で改善する乳輪縮小は外側法と内側法に分けられるのですが、外側法の合併症は特に覚えておいてほしい部分になります。
乳輪の外側の皮膚をドーナッツ状に切除して、巾着を閉じるときの様な傷跡がしわっぽくなって閉じやすいので、デメリットがあります。
傷口の周囲に色素沈着ができて茶色→白→茶色の色合いの不具合が出ることもあります。
薄茶色の部分が斑点状にある患者さんに乳輪縮小外側法をするとこれは目立ちやすいです。
また効果性の問題で、後戻りや効果がなかったという失敗例もあります。
アフターケアでテープの保護をさぼってしまっていたりナイトブラを使用して固定をすることも大切です。
また併せて、乳房挙上術でバストのリフトアップを併用して行うことがあります。
加齢とともにバストが垂れさがってきた人であれば、乳輪縮小術+乳房つり上げ術できれいなお胸の形を作ることもできます。
スカーレス乳輪縮小術内側法では、切開方法を工夫して傷跡を目立ちにくくすることもあります。
これは乳頭の周りを楔形のように切除することで乳輪を小さくすることがで来ます。
乳頭と左右の乳輪の長さが1:1:1になるとバランスが良く見えます。
乳頭が10ミリであれば、全体で30ミリの乳輪の横幅ですとバランスが良いでしょう。