眉間を高くするプロテーゼ挿入の整形では、厚み・太さがカギとなります。
ミリ単位で手作業でデザインして段差も少なく挿入できるかが成功のポイントになります。
眉間からにょきっと生えている様な植物由来の鼻を作ってしまうと、整形感がバレバレで不気味な形になってしまいます。鼻全体を高くするためには、オデコの高さと眉間の高さとの連続性をしっかり作ってあげる必要があります。
既に鼻筋にプロテーゼが挿入されている症例では、眉間プロテーゼを入れる際に、追加することは出来ないので抜去して入れ替えます。T字型の連結プロテーゼを使用している医院ですと、段差が無くナジオンの連続性を保持することが出来るので、自然なカーブのある鼻になりやすいです。
同時に、額形成で骨セメントやプロテーゼ、ヒアルロン酸注入をすることでタンジロウのおでこを作ることもできます。ただ10㏄とか大量のヒアルロン酸注入をすることはリスクもありますが。
脂肪注入法は生着が悪いので、何度も注入を要することがあるのと、凸凹しやすいので、正確に入れることが難しいケースもあります。量にもよるので、形成外科専門医の基で相談を受けられることをお勧めいたします。