ミッドフェイスリフト・中顔面骨膜下リフトは、チークを高くリフティングする目的があります。
チークを高くしなければ根本的に老け感が解消されないので、中顔面リフトの必要性があるわけです。
中顔面骨膜下リフトは広く剥離してしまうのですが、ハムラ法で骨膜下を剥離するエリア以上に歯肉のエリアくらいまで剥離してしまうのが、中顔面骨膜下リフトとなります。頬の肉を一塊となって動いてくれるので、チークを上に動かす方法としては効果的です。
日本人は頬骨が張っているので、フェイスリフトの効果を出しにくいことが欠点なのですが、中顔面骨膜下リフトの場合には、頬っぺたの位置を生理的な方向へ持ち上げることが出来る点でのメリットが大きいです。
従来のSOOFリフトで軟部組織に糸をひっかけて骨膜に固定する方法も従来はあったのですが、脂肪組織に糸をひっかけても元に戻ってしまう失敗症例が多かったため、これをより改善した形となります。目の縁が固定源なのでより自然に形成することが出来ます。再発率が低い方法を優先した方が良いのかと思います。
また、中顔面骨膜下リフトは涙袋への影響はほぼ無く、筋肉を取らないので、最終的な仕上がりにおいては涙袋は温存されます。
専門の形成外科専門医の基でカウンセリングをさえっるのが良いと思います。
