輪郭3点(エラ削り、頬骨削り、顎削り)と鼻整形を同時にすることはリスクが高い理由 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

輪郭3点=エラ削り、頬骨削り、顎削りなどの手術と鼻の整形を同時に行うことができるのか。

同時にするべきではないと考える外科医が多いのかと思います。

 

輪郭形成で顔全体のバランスが変わってくるので、輪郭の余白がなくなれば、鼻のパーツは大きく見えるようになります。

なので、エラ削り+オトガイ形成などの小顔整形後になんか鼻が大きくなったように感じることがあるためです。

 

以上から、輪郭骨切り→鼻整形の流れで手術をすることが多いわけです。

 


気管内挿管には経口挿管と径鼻挿管がありますが、輪郭の手術で径鼻挿管をすると、鼻の手術の際に非常にやりづらくなってしまいます。また逆も然りです。

輪郭の手術から鼻の手術に移る際、経口挿管と径鼻挿管を切り替えることもありますが、切れ替えのタイミングで鼻を触れなければなりません。これは良くないです。

輪郭3点の手術、鼻の手術は同時に手術することもできるのですが、Eラインが確認できないケースもあり、万全ではないということが言えます。

 

ただ例外的に、鼻のオペを先に経口挿管でやって、その後から、輪郭整形のオペをすることがあります。

ただ、径鼻挿管だとどうしてもせっかくやった鼻を傷つけてしまうリスクがあるので、経口挿管で輪郭を強行することがあります。これは万全ではないことがありますので、ベストとしては、分けてオペをした方がより安全性は高いということになります。

 

ただし、例外的に頬骨削り+鼻は一緒に出来まして、頬骨削りはチューブを右とか左に避ければ経口挿管でもできる可能性があるので、鼻のオペと同時に手術することができる可能性があります。