小鼻の重たさを解消する整形、鼻孔縁挙上・鼻翼挙上・鼻中隔延長術 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

小鼻の重たさで鼻が綺麗に見えないことがあります。

15年前の美容整形というのはL型プロテーゼやI形プロテーゼで鼻をただ高くすればよいという価値観が蔓延していたのですが、最近は鼻の穴をどうしたいとか鼻の角度をどうしたいとかで微細な変化を追求していくことが可能です。

 

さて、小鼻の重たいと感じる理由は、

綺麗な横鼻:鼻孔縁カーブ→弓なり

重たい横鼻:鼻孔縁カーブ→直線

激重横鼻:鼻孔縁カーブ→逆弓なり

の形状になっているのです。

 

鼻翼下縁が被さっているので、鼻柱が見えないよう帯になているのであれば、完全にアウトになります。

 

 

それを決めるのは、鼻翼基部や鼻柱の位置関係、鼻孔縁の形状なども関わってくるので、その理由は複雑なものとなります。

 

・鼻柱が短いことで鼻翼が重たく見えている鼻→鼻中隔延長術

・鼻柱の長さはあるけれど鼻翼がそれ以上に重い鼻→鼻翼挙上術

・鼻柱や鼻翼は鼻翼基部の形は良いが鼻孔縁が逆弓なりの鼻→鼻孔縁形成(鼻孔縁挙上術)

 

そしてこれらを原因によっては組み合わせることも可能です。

例えば鼻柱は短い+鼻孔縁の逆弓なりであれば=鼻中隔延長術+鼻孔縁挙上術のセットもできます。

 

鼻の整形手術は複雑に要素が絡み合っているので、形成外科専門医ライセンスも持っていないような研修医は避けて頂くのが賢明です。