下瞼の目袋の治療で膨らみが強く出てしまっている人がいますが、こうしたケースで脂肪取りを勧められている方は術後に満足行ったという方の割合は個人的所感では6割位かなという感じがしています。
残りの満足いかなかった人は目の下のクマが悪化した!と指摘されているのですが、その原因の多くが影っぽく残っているクマが取り切れていないことが挙げられます。
つまり、窪みを改善できずに膨らみだけを取った状態になっている訳です。
そしてしばしば皮膚余りも併発しているとなると状況は更に複雑化します。
そもそも下眼瞼脱脂の適応ではない方が良かったのでは?と考えざるを得ない事例も報告されていて、医師の技術不足やポジショントークによる誤診が影響している可能性があるからです。
下眼瞼除皺術で皮膚切除+脂肪取りで同時解決を試みたり、目袋下にある溝が深いタイプなら眼窩脂肪移動術=ハムラ法で凹みに脂肪を移動させて影もなくすようなプランを立てることもあります。
最近これを否定しているなんちゃって美容外科医がいるのですが、ぜひ経歴を見てみてください。形成外科専門医では無く、更に出身病院を見るとその実力は一目瞭然です。他のクリニックを否定している美容外科医は99%地雷と考えてよいでしょう。