3時のヒロイン・ゆめっちが行った鼻中隔延長術の耳介軟骨のリスクやデメリット | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

3時のヒロイン・ゆめっちが行った美容整形は鼻中隔延長術・糸リフト・脂肪吸引です。

整形をする女芸人というカテゴリーが珍しいので、話題になっていますね。

休業期間に顔をいじっていたということですが、ダウンタイムは本来2週間前後なので、休業とダウンタイムは関係が無いとは思います。

 

 

鼻中隔延長術で使用した軟骨は耳介軟骨ということですが、正確には耳介軟骨でも1枚なのか2枚なのかはわかっておりません。耳介軟骨だからOKということではなくて、同じ耳介軟骨での鼻中隔延長術でも、1枚の場合には変形率が高くなります。

 

データがとれているもので、鼻中隔軟骨1枚だと4人に1人、肋軟骨1枚だと4人に1人位の変形率があるということですので、耳介軟骨1枚ですと更に柔らかい分曲がりやすいかなといった印象を受けます。

 

耳介軟骨2枚であっても、肋軟骨と比較すると曲がりやすいことが分かっているので、その辺りの予後についても引き続き追っていくっ必要があります。

 

症例写真でも、その経過レポートが一体手術後どれくらい経過しているのかは必ずチェックした方が良いです。もし、術後3か月とかそのレベルであれば長期的な成績を確認することができません。術後長期的に吸収されてしまったり、鼻曲がりが生じるリスクもあるので、鼻の手術は長期的な成績が評価される術式や外科医を選択されるのが賢明です。