幅広二重の割合は日本人は2割と言われています。
骨格的に幅広二重に適合しているタイプの瞼と言えるわけですが、幅広二重を希望しても断られてしまう患者さんが一定数いらっしゃるのは、骨格的に似合わないという理由が考えられます。
・皮膚がブ厚い
・蒙古ひだが張っている
・脂肪が多い
・眼窩の骨が張っている奥目
といったところです。
なので、骨格的に無理な人が、欲張って幅広二重を設定すると、まつげが綺麗に出なかったり、二重ラインに重く皮膚が乗っかってしまう、眼瞼下垂っぽくなるなどの問題が起こります。ハム目状態と言われることもあります。これは埋没法よりも全切開の方がしっかりと癒着が付きますので、これらの現象は顕著に起こりやすいです。
日本人の平均的な二重整形のデザインは6ミリ位なので、これを基準として二重ラインをブジーシミュレーションで作ってみると良いでしょう。黒目の開きが良く出ているか、食い込みが強くなりすぎないか、二重ラインが取れてしまうデザインではないかなどは特に考えて頂くのが良いでしょう。
スーパー○○法、〇式○○法などの造語キラキラネーミングを付けている術式、糸が結膜側に出る術式、埋没法専門医などは回避するのが賢明です。