人工真皮での鼻整形や貴族手術は吸収されるし感染リスクが爆上がりする | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

人工真皮は肌の真皮層の70%を占めるコラーゲンをシリコンフィルムで包んだ素材となります。鼻の整形では鼻尖形成や隆鼻術に用いられています。

 

 

法令線への人工真皮、貴族手術を行うことがあるのですが、現時点での安全性においては何とも言えない部分があります。また数か月すると吸収される性質もありまして、2枚重ねて入れても無くなってしまうことも多くあります。

 

その他のリスクとしては、感染、浮腫、痛み、腫れが引かないなど後遺症が考えられます。特に海外で人工真皮の使用で問題が起こった症例としては、今年に入って、韓国で貴族手術を受けたところ、聞いていない人工真皮の材料を使われていた例があります。

 

許可なく無断で人工真皮を使用して、すぐに吸収されてしまっただけならまだしも、瘢痕増殖しているとの問題が報告されています。

 

特に炎症や感染の致命的な問題があるからで、医療現場では人工真皮を除去することがありますが、鼻の手術で体内に入れて吸収させていく手法自体に欠陥があると指摘している外科医も多いのです。

 

最近では鼻翼基部と鼻柱基部がつながったタイプのプロテーゼを行っている医院もあるので、材料の違いはしっかりと病院ごとに確認するようにしましょう。