顎下脂肪吸引や糸リフトの症例が小顔に激変している症例写真の美容外科はレンズ距離変えてる | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

インスタグラムやTIKTOKの症例写真で、脂肪吸引や糸リフトの症例が小顔になった!と話題の症例写真があるのですが、よく見てみると、画像の縮尺を変更して投稿されているケースがあります。

 

症例写真詐欺のクリニックになるのですが、

・ビフォー写真を麻酔液で膨らましている

・アフター写真だけメイクをしている

・アフター写真は顎を前に出している

・ライティングを変えている

・カメラレンズを変更している

などの視角トリックによって効果があったかのように見せるトリックです。

 

 

近くにズームして撮影するのと離れて撮影するのとでは、顔の大きさは全く違って撮影できます。

顔の脂肪吸引や糸リフトの手術では手術自体の変化量が少ないので、撮影テクニックで効果を演出されていることが多くあります。例えば1day小顔脂肪吸引で10ccの皮下脂肪(小さじ一杯)を取ったからと言って顔が小さくなると思いますか?

 

答えはNOです。

初心者の方が考えても分かることですが、症例写真で決めてしまう患者さんはこうしてクリニックを選んでしまいます。

首の太さまで変わっているようでしたら完全に黒だといえるでしょう。

 

エラ削り、頬骨削り、オトガイ形成なんかの輪郭3点などの大きな手術をやらない限りは症例写真で見てあからさまに顔が小さくなったとは感じづらいので、プチ整形なんかで変化を強調している美容外科があるとしたらそれは完全に避けるべき美容外科ということになります。